持株会社制へ移行された目的について教えてください。
当社グループは様々な分野にビジネスを広げ、独自性の高い事業を展開する企業の集合体として成長を遂げてきました。今後も独創性ある事業をいかに増やしていけるかが成長の鍵を握っています。商品も顧客もビジネスモデルも様々に異なる企業の集合体に横串を刺し、全体を最適化するグループ運営や意思決定を行っていくためです。
シーシーエス株式会社を新たにグループに加えた目的について教えてください。
従来、当社グループの売上の50%を防犯関連事業が占めておりました。そのような状況の中でシーシーエス株式会社をグループ化し、オプテックス・エフエー株式会社とのシナジーを活用しファクトリーオートメーション事業を防犯関連事業に次ぐ二本目の柱に据えるためです。
主な事業会社の事業概要について簡単に教えてください。
オプテックス株式会社は主に警備保障会社が住宅・ビル・重要施設等の警備に使用する防犯用センサ及び自動ドア用センサを開発・生産・販売しております。
オプテックス・エフエー株式会社は工場内の生産ラインの自動化に使用するセンサを開発・販売しております。
シーシーエス株式会社は工場内の品質検査ラインの画像検査に使用するLED照明を開発・生産・販売しております。
合言葉にされている「グローバルニッチNo.1」についてわかり易く教えてください。
ニッチとは“他社が進出していない市場の隙間”を意味します。大手企業が参入して来ない市場を発掘し、そこで世界トップシェアを獲るという戦略です。
株主還元について教えてください。
当社グループは、配当性向30%を目安に、株主資本配当率(DOE)3%以上を指標としております。
今後も、収益状況に応じた成果の配分を基本とし、財務基盤の強化と両立を図りながら、安定的かつ継続的な配当の実現を目指してまいります。