株主の皆さまへ

代表取締役社長兼COO 小國 勇 代表取締役会長兼CEO 小林 徹

代表取締役社長兼COO
小國 勇(写真右)

代表取締役会長兼CEO
小林 徹(写真左)

グループ新体制の初年度として
好調なスタートを切ることができました。

各事業の好調により期初計画を上回る増収・増益を達成できました。

「新生オプテックスグループ」の初年度となる当期(2017年12月期)は、売上・利益とも期初計画を上回る好業績を上げることができました。SS事業では、当期発売した屋外用カメラ付きセンサを中心に、世界各地の防犯ニーズの高まりを受け堅調に推移しました。FA事業では、電子部品やスマートフォン業界を中心に付加価値の高い変位センサや画像センサが国内外で売上を伸ばしました。また、MVL事業も電気・電子・半導体、自動車 などの大口顧客に向けた提案活動により順調に拡大しました。

これらの結果、当期のグループ連結売上高は375億円(前期比21%増)の2桁増収となりました。また、利益面についても、増収効果と高付加価値製品の販売増などにより営業利益は49億円(同62%増)、経常利益50億円(同63%増)、当期純利益34億円(同87%増)と、いずれも大幅な増益となりました。

なお、当期の株主配当は、中間25円・期末30円の合計55円で実施させていただきます。

「全体最適」を実現していくための意思決定が可能になりました。

新グループ体制移行の最も大きな成果は、グループを俯瞰した「全体最適」が明確に見えるようになったことです。各事業会社の戦略や課題を総合的に捉え、その上でグループ全体の成長に向け何に優先的に注力し、リソースをどのように配分するかといった横断的な意思決定が可能になったことは、経営にとって非常に大きいと捉えています。

新体制では財務・経理、知財、広報、情報システムなどの間接部門を統括会社である当社に設置するとともに、部門別に各社の担当者が情報交換を行う「分科会」を毎月開催し情報共有を図ってきました。これによって事業間のシナジーも徐々に生まれています。特に事業領域の近いオプテックス・エフエー(株)とシーシーエス(株)では、販売における連携強化や原材料の共同調達など、様々な面でシナジーが広がっており、販売増・コスト低減につながっています。今後もこうした活動をさらに活性化し、シナジーのさらなる創出とともに、グループ企業理念に掲げる「ベンチャースピリット溢れる企業集団」としての一体感醸成に努めていきます。

「2019年に売上高500億円」の達成をめざしていきます。

当社グループは、創立40周年を迎える2019年度に「売上高500億円・営業利益75億円」を達成するという目標を掲げています。既存事業の成長に加え、外部との協業やM&Aによってこの目標を達成する方針です。「既存事業の強化に寄与するM&A」という方向で戦略を進めており、2018年度中には「売上高500 億円」を実現する事業体制の目処をつける予定です。

また、グループシナジーのさらなる強化を図るべく、2018 年7月にシーシーエス(株)を当社の100%子会社とします。さらに同じく2018年7月には、オプテックス(株)とオプテックス・エフエー(株)の生産部門を統合した新会社オプテックス・エムエフジー(株)を設立する予定です。生産機能の集約によりメーカーとしての「ものづくり力」を強化することが狙いで、将来的にはグループ全体の生産機能をここに集約する方針です。こうした施策も新体制だからこそ可能になりました。

当社グループがめざす「ベンチャースピリット」とは、失敗を恐れず、常に革新にチャレンジし続ける精神です。株主の皆様には、中長期的な視点でわれわれの成長を見守っていただきたいと存じます。必ずや皆様のご期待に応えてまいりますので、引き続き温かいご理解、ご支援をお願い申し上げます。

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